専攻医の先生方には2018年度から始まっている日本専門医機構による専攻医制度のプログラムに登録してもらい、大学病院と関連病院が連携して、放射線科の業務はもとより一般内科としての病棟、外来業務、検査手技の修得に研鑽していただきます。
関連施設での研修後、大学帰学後からは臨床に加えて研究も行います。 CT、MRI、RI等の放射線画像診断、放射線治療、IVR、消化管検査など様々な分野の知識と実践を経て、自分の専門分野が決まり、学位のテーマが決まります。また、卒後6年目には放射線科専門医の資格が、8年目には診断専門医または治療専門医の資格取得が可能となります。
医療機器の飛躍的な進歩に同調し、まさに医療ルネッサンスの一時代を迎えようとしています。診断、治療も最新の機器が導入されており、まさに医学の最先端を担う科です。将来性のある放射線科の入局を医局員一同、心からお待ちしています。
大学病院での研修
稀少疾患から一般的な疾患を、年齢問わず頭からつま先まで全身幅広く経験できます。CT、MRI、RI等の画像診断、放射線治療、IVRに対して、最新機器を用いた専門的な診断と治療を行っており、それを余すことなく研修可能です。また放射線科病棟があるため、担当医となって間近で患者さんと疾患を診ていきます。
関連病院での研修
各種画像診断を中心に、市中病院ならではの一般的な疾患から悪性腫瘍まで施設ごとに様々な症例を経験できます。専攻医として必要な症例数は十分取得できるようにしています。また画像診断のみならず内科的な症例の主治医になる機会もあり、臨床症例も数多く経験できます。
他施設の放射線科から当科へ、または専攻医で放射線科もしくは他のプログラムに登録し研修されていた先生で、諸事情により当科で働きたい方
(*個々の経歴により内容が異なります。)
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放射線科専門医を未修得の方について
放射線科専門研修のプログラム登録もしくは変更をして研修を受けていただき、放射線科専門医取得を目指していくことになります。 -
既に放射線科専門医、診断専門医、治療専門医を修得されている方について
個別の相談・対応をさせて頂きます。
1、2)いずれも可能な限り配慮いたしますので、遠慮なくご相談ください。
関連病院
済生会大牟田病院、済生会二日市病院、済生会日田病院、佐世保共済病院、JCHO久留米総合病院、大牟田市立病院、高邦会高木病院、九州国際重粒子線がん治療センター
次のような迷いや不安などある先生は、ぜひ当科に!
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実家が開業医だが、どうしよう。
- →大学、研修先では内科的な臨床経験もできます。
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実家の医院、病院にCT、MRIがある。
- →将来自分で読影でき、その場で結果を提供できます。
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専門分野に迷っている。
- →各研修を受けながら、じっくり考え決められます。
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結婚、出産、育児などで時間が限られる。
- →出産後育児中でも、キャリアをつめるような勤務体制を整えています。